項目
初心者編
はじめに(2009.3.3)
注文は指値か成行(2009.3.3)
片方の売買を極めましょう(2009.3.6)
初回のトレードを大切に(2009.3.3)
損切りの大切さ・手数料を考えるな(2009.3.3)
いろいろな所へ目が配れるようになろう(2009.3.4)
自分用のデイトレ画面を作る
電車を乗り継ぐような利食い(2009.3.4)
利食いの方法(2009.3.4)
脳内トレードについて(2009.3.4)
最後に(2009.3.6)


中級者編
・はじめに
暴落、暴騰の予兆を見逃すな(為替と海外の動きより)(2009.3.3)
トッケは人の感情が入る(2009.3.6)
沢山の板を監視し常に鞘を把握しておく(2009.3.7)
板にはスペックがある(2009.3.10)
前日比を一本の棒で考えてみる(2009.3.20)
利食いのいろいろ(2009.3.22)
・最後に


上級者編
・はじめに
ナンピンの考え方(2009.3.5)
・両建ても時には使える事もある
・ヘッジの重要さと難しさ
・本気の板と騙しの板
一日の流れのシナリオを作る(2009.3.21)
・人の心理を読んだデイトレ
・利食い天国デイトレ
・時には勝負しないといけない時もある
・最後に


サイヤ人編
はじめに(2009.3.20)
・今までやってた裏技

壮絶男祭りへの参加(2009.3.20)
・自分の能力を最大限引き出した時
・壁を越えれた時
・数珠の事
・恐妻家はデイトレでストレス発散
・年に何回かある美しい立ち回り
・最後に


ガチンコデイトレ理論で書いた文章で使えそうなやつ(2009年5月まで)




初心者編
はじめに
今これを急いで書いています。なぜかと言うと、5月からルールも一新されるのでそれまでは使える手法だから早めに書き終わらないと意味がないからですね。それでも基本部分は5月からも使えると思うのでキチンと書いていきます。僕のデイトレは、板を見るデイトレが5割。残りの5割は為替と海外などの動きから予測するデイトレです。このはじめの板を見るデイトレってのは、一ヶ月や二ヶ月でマスターできるデイトレじゃなく、相当の場数を踏んでやっとできるデイトレです。僕の知ってる人で完璧にこれが分かってるのは相場難民さん。サブローも8割は分かってるかな。この板のデイトレでは、今この瞬間に何処の月にどんな注文を出すのが正解って感じで答えがあるデイトレです。この答えの通りの注文ができて、さらにそれが約定したらまず勝てます。この部分は今から文字で説明もできないし、隣で板を見ながら何ヶ月も教えてやっとできるものです。相場難民さんが全部を理解してたのには正直びっくりしました。では、ここでは何を書くのかというと、この板を見るデイトレ以外(去年の途中から僕が習得したデイトレ)を紹介していきます。5月まで使えるものと、5月から以降も使えるであろうものを両方紹介していきます。本当は図を使ったり、動画を使ったりして紹介していきたいのだけど、そんな時間もなく文字だけの紹介になるかもしれないです。ただ、5月からもデイトレは続く訳で、5月からは時間もたくさんあるのでいろいろとできると思います。デイトレはどんどん進化していかないといけないと書きましたが、ここも手法が変われば進化して更新されていきます。また書きますが、これを読んだら勝てる訳じゃないです。こんな考え方もあるんだと思ってください。自分のスタイルに組み込めるなら組み込んでくれたらうれしいです。それと今までガチンコデイトレ理論で書いてきた内容で今からでも使えるものはここで紹介していきます。ここで書く内容は、買い方目線での話になるので、売り方の人は見ても意味ないかもです。ないかもと書いたのは、僕は売り方じゃないから売り方の気持ちは理解でいないからって事ですね。

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注文は指値か成行
注文は、指値・成行・ST・STLとかいろいろあるけど、とりあえず必要なのは指値と成行だけです。ST注文なんてのは、ガソリン灯油をメインでやってて遊びでゴムをやった時に、ゴムまで監視できないからST注文出すくらいでほとんど使いません。基本は手動の注文である指値か成行。両方、新規注文と仕切り注文で使うのだけど、初心者は建て玉する時は指値を使った方がいいです。手仕舞いの時は成行もしくは、指値で↑に注文だしておいて利食いできるまで待つ。なぜ指値を勧めるかというと、先物は板が薄いから成行だと何処までも持っていかれて自分の買いたい値段よりも凄い上で約定させられる事がよくあります。それがデイトレではとても怖い所なので、トッケに乗ってしまって約定させられるって事がないように注意しましょう。はじめは指値で待つか、もしくは自分の買いたい板なら売り板を指値で喰っていく感じがいいです。

反対に手仕舞いの時は、急ぐ場合が多いのと慣れてない人が指値で仕切りを急いでやっても約定させれない事が多いので、成行を勧めます。これは後で仕切るタイミングで説明しますが、建てる時は、それほど急がなくていいのだ。もし約定しなかったら、まだ自分に腕がないと諦めましょう。操作スピードと瞬時の判断ができてないから約定させれない。だけど約定しなくても建て玉できないだけだから、損にはなりません。一方、仕切りはちゃんとできないと損になる。特に今の相場では一回の利食いをミスしただけで、相当持っていかれる事が多いです。それと、買いを持ってて暴落が起こった時に、まだトッケがでてない状態で指値で喰ってもらうのを待つとか、ちょっと下にある板にぶつけるとか、そんな甘いこと考えてたらいざ大きいトッケになった時に泣かないといけないです。

注文のスピードとか瞬時の判断がちゃんとできるようになったら、成行を多用しても勝負できます。成行で人よりも先に注文が出せてトッケの一番最初に自分がいる場合はとても有利です。成行で注文してもあの板を自分が喰えるんだって分かるくらいになったら成行で新規で建て玉したらいいと思います。

そしてこれは仕切りにも新規にもいえる事だけど、注文だしたらその注文をすぐに取り消しできる準備をしておく。注文を出してそれが注文画面にでたらそれをすぐにワンクリックで注文取消し、もしくは指値での仕切りの場合なら成行に変更できる状態にしておく。細かい事ですが、一番最速で注文が常に出せるようにしておくのはとても重要です。デイトレやってる時は常に注文と取り消しと変更の繰り返しと思ってください。場が動かない時は、ちんたらやっても対応できるけど、実際動き出したらこれができないと話になりません。そんな訳で、ツールってのはとても重要なのだ。僕がWEB版の所が無料になっても480円の手数料がかかってたドットコモを使ってた理由はそれです。注文取消しとか変更がすぐにできないようなツールではいつか大怪我するからです。

IFなんとか注文とか他にもいろいろあるけど、あんなのは邪道でデイトレには全然必要ないです。出かける時に使うくらいです。はじめからいろんな注文やってみようと思わずに、指値と成行と完璧に操れるようになりましょう。

あと基準値って気にしてやってる人いるかな? 僕がデイトレしてる時に凄い気にするのは、トッケ 基準値 直前の成立枚数。もう5月からは基準値とかはなくなると思うから詳しくかかないけど、先物用語とかで載ってると思うから基準値は調べてみてください。それと、価格表をカスタマイズできるなら、現在値 前日比 高値 安値 基準値は出しましょう。出来高なんかいらないです。直前の成立枚数って書いたのは、ドットコモはそれが出てたのだ。インヴァストは出ないからもう諦めています。

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片方の売買を極めよう
自分が買いが得意なのか、それとも売りが得意なのかまずは見極めましょう。僕の場合は基本的に買い方です。値段は上下するので買いで上げを獲って、売りで下げを獲ってというのがとても理想的ですが、そんなのが完璧にできる人ってのはいません。もしいるとしたらその人は天才なので僕には到底たどり着けない領域の人だと思っています。まずは片方の売買だけで勝てるようになって、それから両方の売買を使うようにしましょう。これは昔から何回も書いてきた事なのだけど、買い方の話をすると、買い方目線でずっと買いだけをやっていると何処か買い場なのかってのが分かるようになり、下げ相場でもリバウンドを上手く獲れるようになります。下げってる時にここでリバウンドするかなって毎回見れるようになれば上出来です。そのリバウンドのタイミングが沢山経験する事で絶対にわかるようになります。こうやって手法とかを詳しく書いてそれを読んでも、結局は実戦での経験が一番大事なのです。

@買いだけでのデイトレをする
      ↓
A買いが捕まった時、まずは素早い損切りで対処。それが無理な時に反対売買(ヘッジ)で売りを入れて対処
      ↓
B上の@Aが完璧にできるようになって、初めて売りで獲りに行くのを考える

僕の場合だと、@を半年ぐらい。Aを2年くらい。それでBができるようになったのだけど、売りを獲るのは今でもとても苦手です。でもそれで十分です。これは後で説明しますが、買いだけで勝てれない日ってのはもちろんあります。Aをマスターできたら、そんな日でもそれほど負けなくなります。それで十分。その買いだけで勝てない日ってのは、売ってる人は沢山勝てるのだけど、これを両方獲るなんてのを初めから考えてると絶対に上手くなりません。

なぜ買いだけ、売りだけとかの片方の売買にこだわるのかと言うと、例えば一日を通して上がる時間が多かった日、こんな日には買いだけやってる人は100%勝てます。はじめから売り買い両方やって勝とうと思ってる人は、こんな日でも勝てるか負けるか分かりません。まずはこんな日に沢山勝てるようになりましょう。一日を通して上がってる時間が長い日、もしくは寄り付きよりも引けの方が値段が上の日に絶対に勝てるようになるのが、はじめの目標です。僕の場合だと、自分のブログでやってる買い方デイトレ指数(お漏らし指数)が勝ちやすい数値の時は、ほぼ勝っています。

反対に下がる時間が長い日には、 @Aをマスターしていればそんなに負けません。ここで負けない事が重要ってのが分かってくると思います。こんな日にも負けないようになれば、一ヶ月を通して負ける月はたぶんありません。

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初回のトレードを大切に
その日の一番初めのトレードを大切にしましょう。とりあえず一番初めにするトレードで絶対に利益を出す。3000円でも4000円でもいいから、一番はじめにやるトレードで勝ちましょう。そしたらその日の勝率は必ず上がります。デイトレは精神面が一番大事だと書きましたが、はじめから負けを抱えての勝負と、利益を持っての勝負では全然精神的に違います。大きく負けを抱えての勝負と、大きく利益を抱えての勝負だと何が違うか? それは利食いなんですね。大きく負けての勝負だと、利食いができない。???って思うかもしれないけど、やってるうちに分かります。普段なら利食いできてた所でも、大きく負けてたら「もう少し稼いで」とか「こんな利益で利食いしても意味ないし」みたいに思って利食いできないのだ。例えば5000円引かされた建て玉があって、1000円プラスまで回復し、場の状況は普段なら切る所とします。そしたら普通に利食いできるでしょ。だけど10万引かされてる縦玉が6000円回復したからってそれを切るのは大変ですよね(この場合は損切りだけど)。大きい負けを抱えてしまうと、普段のトレードじゃなくなる事が多いので、とりあえずプラスを抱えるトレードを目指す。大きく負けてもう復活が不可能な時の敗戦処理は、とても精神的にキツイし面白くないです。初回のトレードがその日のトレードの行方を決める事もありますのでとにかく大切にしましょう。

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損切りの大切さ・手数料を考えるな
デイトレ始めたばかりの人に多いのが、手数料を気にして損切りできない人です。この一つの行為からとんでもない負けになる事もあります。僕はドットコモの頃に月に60万くらい手数料かかってた事もありました。それでも純利益で100万以上月で勝ってました。一回480円の手数料だったんだけど、一日に100枚以上する事もありました。もうね手数料なんか考えてたら取引できないんですよね 笑。場が終わってこんなに手数料使ったんだぁってショック受けることはよくありましたが、その場その場のトレードで480円使うのかぁって思った事はないです。その日の差引損益がトントンでも手数料でだいたい数万負けてたので、アホらしいなぁって思うことあるけど、トータルで見たら手数料を気にして手数減らしたり損切りしなかったりするよりも勝てています。まだまだ一日に2万とか3万勝って満足してた頃、損切りだけはめちゃ徹底してやってました。だから月で3回か4回くらいしか負けなかったです。大きく勝てるようになってからは、損切りをそれほど徹底してやってなかったのでその時よりは勝率は落ちました。はじめは損切りを徹底してやった方が確実に上手くなります。それと、資金が少ない人は特にこれをやらないと生き残れません。資金に合わせたトレードのやり方もあるので、資金が多くなってからナンピンや両建てとか考えていくのがいいです。

一ヶ月、損切りを徹底してやってみて差引損益(手数料を考えない損益)がプラスなら全然OKです。手数料で負けただけで、値幅をいくら抜いたかで考えたら勝ってる訳です。はじめはそれで十分。一番初めから勝てると思ってるのだったらそれはとっても甘い考えですね。それと初めから簡単にもし勝てる人がいたら天狗になっていつかやられるんだろうなぁって思います。苦しい思い沢山して基本部分を徹底的に覚えるのがいいです。ちなみにサブローは、はじめ3ヶ月くらい勝てませんでした。だけどそれでデイトレの恐ろしさを知ったのでむしろ良かったと思っています。

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いろいろな所へ目が配れるようになろう
たぶんデイトレする時、ほとんど人は6番の売買をする事になると思います。6番の売買ってのは、僕から言わせると一番ギャンブルな所です。6番だけを見て、6番だけの売買をする人ってのは、たぶんチャート見てやってるんだと思うけど、ほんとに凄いもったいない売買をしています。先物って株とかと違って6個の月があります。その6個の月には、これから上がる下がるのヒントも出てる月もあるんですね。1個の板だけ見てチャート出して売買するような事は絶対やめて、いろいろな所へ目を配ってください。

僕は昔、板だけ見て売買していました。ガソリン6個 灯油6個 金 プラチナくらい監視してやってたかな。よくメールとかで10個以上の板を全部監視してるんですか?って聞かれたけど、実際はその場その場で監視する場所も違います。でも全体に目はいってたので、何処かの板で何か起こればそれをいち早く見つけていました。


これが僕の今の先物取引のデイトレ画面です。左から、19インチ 24インチ 24インチの3枚を使ってやっています。主に真ん中のモニタの
ガソリン灯油の板を全限月と、原油6番、左下にある為替のドル円、ユーロ円、ユーロドル、左の画面のODLの海外原油のティックチャートを見ています。それで右側のモニタの金の動きを時々観察し、為替が大きく動いたら左の画面のODLの為替のチャート(特にユーロドル)を見ています。赤い字にしてる部分は、これくらい見れないと駄目って意味です。はじめは慣れないと思うけど、このくらいを監視するつもりでやってみてください。インヴァストは、何か板が変わったらピカピカ光るので決行分かりやすいです。僕が商品のチャートを見ない理由の一つに、見る暇がないからってのもあります。一番はチャート見ても意味分からないって事ですけど(これについては何処かで真面目な説明書いてみます)。

いつどの場所から暴騰、暴落のキッカケが始まるか分かりません。だから、なるべく多くの動きを監視できるようになりましょう!!

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自分用のデイトレ画面を作る
デイトレはスピードが要求されますので、自分が一番スピードを発揮できる画面を作りましょう。スピードももちろんだけど、情報も見やすい配置をね。僕がやってるやつを紹介します(2009.3.6現在)。インヴァスト のカスタマイズしたやつです。

まず上のが24インチの左側、下のが24インチの右側です。左側には、ガソリン灯油原油の全部の限月の板を表示させて、右には金プラチナゴムの5番6番を表示させています。

@注文状況画面
ここに注文したやつが表示されます。それを取消しとか変更とかしょっちゅうするので左にも右にも置いています。

A建て玉状況
ここから仕切りをするので、建て玉状況は単体でのやつと、集約建て玉とをタブで変えれるように重ねています。これも良く使うので右の画面にも配置しています。

Bここにはガソリン、灯油、原油の基準値、前日比、特別気配の表示(トッケ)を表示させています。基準値については、板の左上に出る事が分かったので今はそっちで見ています。

C価格表。ガソリン、灯油、原油、金、プラチナ、ゴムです。前日引、始値、始値、高値、安値、現在値、前日比と載せています。全体の値段を眺める時に見ています。基本的に前日比は、Bで確認。全体を見る時、例えば金とかプラチナとかはここで確認しています。

Dこれは一つの銘柄の6番の板の拡大バージョン。銘柄はすぐに変えることできます。基準値を真ん中にして上下5本見れるタイプのやつ(インヴァストは真ん中を現在地にするか、基準値にするか選べる)。なんでこんなのがあるかと言うと、これはスキャルピング用です。ほんの少しの値幅を必死に抜く時に使います。@Aがこれの下にあるのもその為です。

E価格表の大きいやつ。これは出来高もでるようにしています。Dでスキャルピングする時に見れるようにと、一つの銘柄の事を詳しく知りたい時にここで確認します。


こんな感じで自分で使いやすいようにカスタマイズしています。画面は大きければ大きいほどいいのだ。その為にもいい物を揃えていく方が、将来の為になるのだ。これに普段は、マネーパートナーズのカチカチなるやつも配置しています。



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電車を乗り継ぐような利食い
たぶん本とか上手い人とかは、こう言うでしょう。「損は素早く切って、利はトコトン伸ばせ」。でも現実世界はそんなに甘くないんですね。特にデイトレの世界では、これが全部の局面で通用すると思ったら大間違いです。今から書く文章を上手い人が見たらアホかと思うかもしれないですが、僕は何年も今から書く方法で生き残ってきました。精神的にこんな売買の方が自分に向いてるってのもあるのかもしれないですけど。

ガソリンが寄り付き50000円だったとします。そして後場の引けでは51000円でした。この日は1000円上がったわけです。寄りで勝って、後場で手仕舞いすれば1枚で5万獲れています。だけど、その過程は上に行ったり、下に行ったりしています。もちろん1枚建てて、最後に手仕舞いして5万稼ぐのが一番いいのだけど、それは理想論で場を見てる人なら暴落が始まって逃げる人もいると思います。ここのHPのデイトレ術ってのは、沢山手数だしても負けないやり方と、それを習得する事で利を伸ばす事もできるってのを書いています。

まずはこれを見てください。(画面にマウスを合わせたら原寸大にするボタンがたぶん右下にでます)

この日、55万勝ちました。でも詳細見たらわかるけど凄い枚数の売買やっています。88枚売買しています。それで大きいのも何個か獲ってるけど、1000円、2000円ってのも沢山あります。上手く立ち回れるようになったら、利を伸ばす事ももちろんできます。でもそれは、細かく利食いできるようになってからやればいいと僕は思っています。

↑の寄り付きから1000円上がった日があったって話に戻りますが、寄り付きをA駅とします。後場の引けをZ駅とします。A駅から新幹線でZ駅まで止まることなく行くのと、A駅から一旦C駅に行って下車し、またC駅からG駅に行き、電車が逆行しそうなのでG駅で降りて一旦タクシーで移動してB駅についた電車に乗りなどを繰り返して、最終的にZ駅へ到着。これでいいのだ。最終的に抜けた値幅が1000円超えてたらそれで十分です。手数料がかかった分、新幹線には負けますが、これの方が危険がないのと、素早い売買を覚えれるので上手くなります。僕はこれと平行に、違う種類の電車へ乗り換える(違う限月)事もやってるし、一気に2個や3個の電車に乗る事もあるので↑のように沢山勝てる日もあります。

この方法を凄い重視するのは何個か理由あります。一つは素早い操作が覚えれるのと、局面局面での動きを読めるようになる。どんな時に下げから上げに転換してとか、あの大きい板を超えたらこんな動きをするのかとか、場が見れるようになります。もう一つはやっぱり、はじめに少しでも利食いしてからの勝負になるから気分的に楽なのだ。デイトレの最終的に辿り付くのは、精神面だと何処かで書きましたが、精神的な部分で有利になってるのと、不利なのでは全然違います。何が違うって、勝ててる時にはできる普段の立ち回りも、負けてたらできないって事。この場合具体的に書くと、寄りで買って200円上がったときに、もう一旦利食いして逃げようと利食いした人と、一旦200円まで上がったのに下がりだして寄りの値段よりも下がって値洗いがマイナスになった人では、獲る行動が全然違うって事。たとえ同じ人がやってたとしても、後者の展開になったらその人は負けるかもしれない。はじめのトレードを大事にするって書いたのは、この為です。それとね、ここ最近(2009年3月現在)、板が薄すぎて細かく利食いしてる方が稼げる事が多いのだ。1万くらい利が乗って、そこから一気に逆に行かれてマイテンするって事なんか何回もあります。そうなってもまともな心理状態でデイトレができる人は、新幹線に乗りましょう。

では最後に利を伸ばす場合はどうすればいいのか? 初めから一気に勝とうと思わずに、自分が決めてるノルマに達成し、さらにそれを超えた収益がでた日があったら、何処か建ててその超えた収益分負けてもいいやって覚悟でストップでもおいて放置したらいいと思います。僕も時々やります。ギャンブルは楽しいですからね。デイトレは獲れる所をキッチリ獲るのが重要だけど、やっぱりギャンブル性なかったら面白くないですもん。

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利食いの方法
僕ががよくやってる利食いを説明します。すべて買いの建て玉の利食いと思って下さい。それと新ルールになるまでの方法です。利食いはゆっくりとした動きの時と、凄い動いてる展開とでは全然違います。さらにこれは、とても瞬時の判断力と操作スピードが要求される種目です。先物の難しさは、FXとかと違って、利食いしたい時、損切りしたい時、建て玉したい時にその値段で約定させる事ができない事です。原因はスカスカの板です。もうホントにこんなふざけた市場でよくデイトレやってるよなって思います。普通の人なら、ガソリン5番6番、灯油6番くらいしかやらないんじゃないかな。

まず指値でその値段まで来るのを待つ利食い。これは場に指値で置くのだけど、その場合重要なのが注文変更、もしくは注文取消しがすぐにできるように準備しておく事。インヴァストなら注文状況の所でその建て玉選んで変更ボタン、もしくは取り消しボタンを押して変更取消の画面がでてエンターキーを押せばいいだけの状態にしておく。場がゆっくりな場合はこれでいいと思います。自分の思った所まで値段が届いて利食いできる訳だから問題ないでしょう。

次に買い建て玉なら、買い板にぶつけて利食いする方法。例えば基準値が51000円とします。それで板には、50990円に3枚、50980円に2枚あったとします。素早い操作で50990円に指値でぶつけて利食いできれば一番いいです。ちょっと急いでる場合、指値を50980円にして50990円にぶつけるのもいい。同じタイミングで3人だされた時でも最悪50980円では利食いできます。基準値から+-30円までの板は、指値も一発で届きます。これは待つ利食いと違ってどうしても利食いしたい時に下の板にぶつけるって事なので、もし50980円より下の板が50900円だったら50980円までに利食いしていないと50900円まで持っていかれるので素早い操作と、瞬時の判断力が大事になってきます。

では、↑の条件の場合で最も急ぐ時はもちろん成り行きです。成り行きの場合は、指値で同時に注文出してきた人がいても一番最初に並べるので一番約定しやすいです。ただ欠点もあって、もし板が50990円 50960円 50930円 50900円 50870円と並んでたとします。各1枚づつあったとします。(分かりにくい人は紙に書いてみてください)。この時に成り行きで10人の人が一気に投げて、自分も投げたのだけど11番目だったとします。基準値の+-30円までは一気に約定するから50990円で一枚誰かが約定した時点で、基準値は50990円。よってそのまま待ち時間もなく50960円も約定みたいな感じでドンドン下へ値段も落ちていき、自分のが約定する頃には値段も50800円台になって、利食いのはずが損切りになった!!みたいな事になる事もあります。これから1番から3番くらいまでの板で30円幅で板を置いてるのを見たら、それだと思ってください。実際にトッケとか基準値を熟知してる連中は、とても汚い方法で板を操作します。だから利食いは板に指値でぶつけるのが一番安全って事ですね。だけど僕が一番多用するのは成り行きなのだ。瞬時の判断と素早い操作ができるなら成り行きでぶつけるのが一番速いです。インヴァストだと、成り行きでの決済と、指値での決済では操作の段階でたぶん1秒以上ロスがでます。成り行きは建て玉選んで成り行きボタン押してエンターキー連射ですが、指値は一旦値段の所をいじらないといけない。これだけでも結構違ってきます。

次に成行をよく使う場面。少ない上げトッケ(例えば3枚とか4枚くらい)にそのまま成行でぶつける。トッケは基準値の+-30円の所に特別気配として枚数がでます。ある程度時間が経ったら基準値も上がるので、そのまた30円先にトッケとして出ます。だけどある条件で一瞬で基準値も上がる時があります。それは、そのトッケに誰かがぶつけた時。1000枚のトッケに1枚だれかがぶつけても基準値は変わらないけど、4枚のトッケに誰かが1枚ぶつけたら基準値もそのぶつけられた値段になるのでトッケはそのぶつけられた値段の30円先にでます。↑の板が30円幅でおいてあって一気に進むのと同じで、1枚づつぶつけてきたら値段もトッケも一気に進みます。3枚4枚くらいのトッケだったら、数人が投げてきたらトッケも一気に終り、反対に下げのトッケに転換する事もよくあります。僕の場合だと3枚4枚なら場を見ながらだけど、すぐにぶつけます。もしくは1枚誰かが投げた時点ですぐに投げる。もちろん成行で出せる準備は、トッケが見えた時点でやっています。

↑のとよく似た状況で、たとえば51000円に10枚のトッケが出てるとします(6番で)。それで売り板は51100円まで真空状態。でも少し時間が経ったら51030円に8枚の売り板がでました(指値で利食いしたい人達の注文)。10枚のトッケだからこれを喰って51060円にまたトッケとして2枚でるのでそれで利食いすればいいかな。ってそんな甘い事はありません。8枚が見えた時点で確実に僕なら成行で51000円のトッケにぶつけます。それはたぶん相場難民さんもサブローも同じでしょう。同じところを持っていたら確実にこの3人は投げてきます(サブローの場合は違う時もあるけど)。他にも投げてくる人がいるでしょう。その人たちとの競争で10番以内に成行ボタンが押せたら51000円で利食いできます。こんな利食いは一日に何回もあります。今書いてるのは、こんな局面ならこうやって利食いするって話を書いています。大事な事だから詳しく書いてるけど、自分の頭の中では理解できても、みんなに伝わってるかは分からないです。だから分かりにくい人は紙に書いてください。なお、6番でと最初に書いたのは6番以外だと戦術も変わってくるからです。

ではまた具体的なやつを書きます。沢山パターンがあるのでこれ読んで覚えるんじゃなくて、これを読んだ後に場を見て同じ展開になった時によく見ておいてください。こんなタイミングでやってるのかって分かってもらえたらいいです。今度は51000円に50枚の上げトッケがきました。売り板は、51030円に5枚 51040円に5枚 51050円に10枚 51060円に3枚51090円に4枚あるとします。このまま誰もぶつけなければ、この板を全部喰ってさらに23枚トッケが余ります。板は5本先までしか見れないので、その後はどうなってるのか分からないです。板を一つ喰えば見えない場所のも見えてくるので50枚のトッケならその8割くらいの枚数が板にあるなら成行で決済します。この場合、どうなるのか分からないです。それはこの板を喰ってる最中に決済される事もあるし、同じくらいのタイミングで成行だされたら反対のトッケに巻き込まれる可能性もある。上手く行けばこのトッケの終わりごろ(50枚に近い数)に約定する場合もある。ドットコモの時は、直前の成立枚数が確認できたので瞬時に判断できてたのだけど、インヴァストではそれができないから、ある程度の予測でやるしかないのだ。例えば一番最初の51030円が5枚喰われたからといって、そこが5枚が約定枚数とは限らないって事。もしかしたら瞬間に成行で投げてる人もいるかもしれんし、51030円で瞬間に指値で出してるやつもいるかもしれん。だから直前の成立枚数が出ないのは致命的だと書いたのはこの時に困るからなのだ(他にも困る事あるけど)。ドットコモのあのツールは、ホントに凄かったのだ。予測で成行でいれると書きましたが、結構運も左右されるので、上に書いた板の配置なら、僕の経験上たぶん51090円までは届かないので(結構成行で投げてくる人がいます)、51050円を喰ったくらいのタイミングで成行ボタンを押すのがいいかな。トッケなんだから終わるまで見とけばいいじゃんって思うかもしれないけど、今の場はそんなに甘くないのと、トッケとは人の感情が凄い入ってるものだから過剰に値段が進むのですぐに反発するのだ(この位の枚数の板の配置だったらね)。

次によく似た場面だけど、51000円に50枚の売り板があるとします。51000円とかキリのいい数字の所には大きい板がある事が多いですが、そんな場合によくやる利食い。このキリのいい数字の板ってのはとても意味のある板で、こいつの喰われ方で利食いする方法も全然変わってきます。まずゆっくり値段も上がって来て、買い板も51000円のすぐ下までちゃんと付いてる状態。こんな時は、指値で50990円で一旦注文だして、新規で51000円に指値ですぐに買える状態にして待機。利食いできてさらに51000円を少しづつ喰いだして残り10枚くらいになってから注文ボタン。こんなパターンでもいいし、ゆっくり値段が上がって買い板もちゃんと付いて来てるならこの場合は、そのまま持っていて状況をよく見るのもいいです。その時は、51000円を超えた時点で上げトッケになるなら、そのトッケに↑に書いたようなパターンでぶつける。キリのいい数字を抜けそうな時、大きい板を抜けそうな時ってのは売り方も踏んでくる事が多いからトッケになりやすい。それを利用します。
反対に、速い速度で上がって来て、さらに買い板はついて来てない状態。下の板が真空状態になった場合。この場合は一旦51000円をつけた時点で100%成行で投げます。51000円つけた時点で基準値も51000円。投げても50970円の売りトッケになるので30円幅損しますが、確実に利食いしていないとトッケで真空状態のを全部持っていかれる可能性あるので一旦成行で投げます。指値で甘い事考えてたら、利食いできない事多いのだ。これも凄い操作スピードがないと一番目のトッケにならないので気をつけましょう。電車を乗り継いでの利食いってのはこんな事です。あとこのキリのいい数字とか大きい板の所へストップ注文置く事が多いので、大きい売買する連中(ファンドとか)は、たぶんこのストップを刈ってくる事が多い。それでそのストップが働いた所へ反対売買入れるパターンが多いのだ。一気にそのストップがある付近まで持っていって、ストップ働いて(この場合売り方のストップ注文)一旦買いトッケになって値段が上がる。そこを一気に売り浴びせる。こんな場面をよく見るでしょ。だから速い速度でキリのいい数字に届いた時ってのは一旦利食いしてそれからまた下がるのを待つのが結構いいのだ。ゆっくり買い板がちゃんとついてきてキリのいい数字に届く時は、まだ上がるかなって期待してもいいと思います。板を抜けてトッケになるよりも、トッケにならないで買い板がついて来てゆっくり上がる方が結構期待できるのだ。

いっぱい書いたけど、こんな感じでやってるんだぁってくらいに見て、実際の場でよく観察してみてください。
2009年5月までは使えると思います。

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脳内トレードについて
脳内トレードをする場合、必ず今の値段で約定してさらに少し上がった値段で仕切りしてみたいな甘い事をやらない事です。買いの場合は、基準値の30円以内の板を指値で喰って、仕切りの場合も板にぶつける。今の値段で約定できるなら誰でも勝てます。僕は脳内トレードは一切やらない人です。いきなり実戦でやってみてダメなら自分がまだ技術が足りないと反省できるし、お金かかってるからよく勉強になります。アホだからお金がかからないと覚えれないってのもあります 笑。でも人に教える時は、そんなのを強要できないので↑の方法で脳内トレードしてもらいます。ただここで一つ注意してもらいたいのは、脳内トレードで勝ったから実戦で勝てると思ったら大間違いなのだ。お金かからないから、スイスイ注文できてたのが、いざ実戦になると値洗いも本当のお金になるので精神面でも全然違ってきます。それと操作も実際にしないといけない訳だから操作に慣れてないと絶対に脳内でやってたような売買はできません。脳内でトントンなら実戦では絶対勝てない、脳内で勝ってたなら実戦ではその半分の利益くらいになると思っていたらいいでしょう。脳内トレードをずっとやるくらいなら、実戦でやる方がお勧めです。操作も覚えれるし、スピードもつく。それに緊張感を味わえるしね。練習が強くて試合に負けるような人いますが、それは試合でいつもの事ができてないから。デイトレも同じで脳内でいくらやっても実戦の緊張感は味わえない。その緊張感があっても普段通りの売買しようと思ったら場数踏むしかないのだ。いくらデイトレの知識、チャートの知識を沢山得ても、実戦経験ないような人は実際に売買してる人には勝てません。頭でっかちにならないで、実戦で体で覚えていきましょう。

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最後に
初心者編としていろいろ書いてみましたが、僕がこんなのを書いてるのは初心者の人にいっぱい勝ってもらいたいとか自分の持ってる技術を沢山の人に教えてあげたいとかそんなのじゃないのだ。鉄道とか好きな人がそのHP作るのと同じ感覚です。デイトレがホントに好きで、極めて行きたいと思ってる。もう4年くらいになるのかなデイトレで稼ぎ出して。本当はこんなのを書くレベルじゃないのかもしれないけど、自分のデイトレでの立ち回りとか考え方とかツールの操作とかその辺の人には負けない自信もあります。デイトレならね 笑。

それでこのHP作ったのは、まず甘い世界じゃいってのを知って欲しい事。簡単に稼げるように有料情報売ってる所とかあるけど、そんなのに引っかからないで欲しいってのもあります。それとそんな所と同じと思われたくないので、ブログには口座状況とか取引履歴を何年も載せてきました。一般参加者がここ数年でどれだけ減ったんだろう? 4年前はガソリンなんか板が沢山あって、成行が平気で出せていました。それが今は、成行1枚だけでも値段がすべり、さらに6番で1枚のトッケとか見る事もあります。こんなのは数年前じゃ考えられなかったです。ファンド等が一般人を食い物にして減ってるんでしょうね。だから参加者増えてもっと板のある場になって欲しいのだ。すぐに飛んで先物ってやっぱりイメージ通り最悪の所だなって思わないような場になればいいなぁって思っています。株のデイトレーダーってカッコいいけど、先物のデイトレーダーって危険な感じしますよね。友達の前ではデイトレーダーだと言えますが、嫁の前とか嫁の友達の前ではとても言えないです 笑。僕自身はこの自分の立場にとても納得してますし、誇りに思ってるんですけどね。

2007年の後半くらいからデイトレが凄い難しくなりました。環境の変化が非常に多く、今までのデイトレでは勝てなくなってきた。それでその環境に合わせて自分のトレードを変えていき、腕を磨きました。それでいっぱい学んだ事があります。今はその学んだことを丁寧に分かりやすく文章にしてるつもりです(国語力とても乏しいので分かりにくいのかもしれんけど)。デイトレの本とか「絶対勝てる!!」みたいな有料情報とかあるけど、僕のは本当に実践してきて今でも実際にここに書いてる方法、考え方でやってるやつです。当限や2番を売買する場合にこれを書かれたらやばいって事が何個かあるんだけど、それはその人達と自分の食い扶持の為にも書く事はありませんが、6番の売買とか全体的な売買なら手法書いても問題ないと思ってるので、これからもいろいろ書いていこうと思っています。この初心者の項目も増えていく可能性もあります。もしこのHPが、これからデイトレ始める人に参考になってもらえたら嬉しいですね。役に立ったら掲示板にでも役に立ったと書いてやってください。

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中級者編
はじめに


暴落、暴騰の予兆を見逃すな(為替と海外の動きより)
まずこれを一番に書いたのは、板を見る売買以外の所で一番重要で、一番具体的に書けるのと、金融危機からこれが板を見る売買と同じくらい重要になったからです。ナンピンの考え方とか、両建てとか、ヘッジとかは基本部分で負けたときの対処法なので後にします。

まず為替ですが、2008年一年間で急激な円安で商品相場も暴落した事を何回も見たでしょう。僕も何回も経験し何回もやられました。これが僕が為替を重視するようになった理由ですが、実際為替と海外の動きを見ることで勝率もかなり上がりました(僕の収支がある時から急激に伸びたのは、時間が延びたのと、もう一つは情報の精度が上がった事です)。ではドル円・ユーロ円・ユーロ/ドル・海外原油・日本の金 この5個でいろいろ説明していきます。説明すると書いたけど、これは僕ら(相場難民・サブロー)が思っていて、さらに実践している方法なので、違うわゴルァ!!って言うプロもいると思います。あと上がる下がると書いているのは、ドル円の場合だと、円安に振れる事です。ドル円のチャートを出した時にチャートの線が上にいく事って事でよろしくです。なお、ガソリン・灯油のチャートは表示してませんが、ODLで海外のドル円 ユーロ円 ユーロドル 海外原油NY金はこんな画面で表示しています(もう一台のパソコン19インチ液晶)。

まず僕の考えている比率で話します。為替グループ(ドル円 ユーロ円 ユーロドル)・海外原油・日本金の3個に分けます。100点が一番最強の買い場として考えます。その配点の比率を為替グループ45点海外原油45点 日本金10点。後で説明しますが、例えば10点の金だけが大暴落した時とかは、それだけで暴落が始まる事がありますので、凄い動きをした時以外の話です。

為替グループについて
ドル円↑ユーロ円↑ユーロドル↑ 45点 ※これ最強!! これが来るのをいつも待っています。
                           これが来る前に買いを持ちたい。

ドル円↑ユーロ円↑ユーロドル↓ 40点 ※ユーロドルが急激に↓なら20点〜30点

ドル円↓ユーロ円↑ユーロドル↑ 30点 ※この場合ユーロドルは↑にいくのが当たり前なのだけ
                           ど、ユーロに注目してユーロが急激な上昇ならOK。反対
                           にユーロはそんなに上がってないのに、ドル円の急落で
                           ユーロドルが上昇の場合は、むしろ危険な可能性あるの
                           で、10点。

ドル円↓ユーロ円↓ユーロドル↑ 10点 ※この場合10点をつけたのは↑の※の場合です。ドル円
                           とユーロ円が下げたら基本的には0点。だけどユーロ円
                           はそれほど下げなくて、ドル円だけ下がってユーロドルが
                           急上昇なら10点くらいはやっていいかなって事で10点です。

ドル円↓ユーロ円↓ユーロドル↓  0点 ※これは最悪です。急激な下げなら海外原油が上げても買
                           わない方がいい。むしろこの状態になったら急落のサイン
                           になる場合があるので要注意です。


為替グループの説明ですが、最も重視してるのがユーロ/ドル。一番上の45点の状態ってが一番いいのだけど、この一番上と一番下のやつは暴騰、暴落のサインになる事が多いのだ。海外原油と金については、点数を何点ってつける表を作る事ができません。何セント上がったら何点とかってのはその日の動きによって違ってきます。全然動かない日に10セント一気に上がったら高得点だし、よく動いてる日に10セント一気に動いてもそんなに得点にはならいからね。そこは自分で点数をつけていかないとダメです。それで僕のトレードでは、この100点の点数のうち70点ならとりあえず買います。原油と金が変わらずの時は、原油は22.5点、金は5点と考えてもらったらいいです。原油動かず、金動かずの場合すでに27.5点です。これに為替の一番いいのが来たら70点超えます。2番目のでも67.5点です。

これを数値で考えるのはとても難しかったのだけど、点数をつけるならこんな感じだろうなって思いながらこれを書いています。為替、原油、金のどれも最悪な0点をつけてない場合で、例えば原油だけ急上昇した時とかはもちろん買い。点数でも原油だけで45点になるので他を足しても70点近くになるはず。反対に原油、金が0点でない場合で為替だけ45点ならもちろん買いにいきます。ただ、金に関してはちょっとだけ特殊です。これは今年から特に思ってる事なのだけど、金に資金が流れて金だけ上昇する場合がある。今までは、金の配点は僕の中では25点くらいあったのだ。だけど、今年からは金の上昇については、今までほど重視してないです。重視しないといけない日もあり、しなくてもいい日がある。言い方が難しいのだけど、ユーロドルが急激な上昇をして金が上昇なら結構意味あるけど、ユーロドルが急落してからの金の上昇なら意味ないと思っています。だから金の配点は10点にしました。だけどここで重要なのが、金の暴落。これには気をつけないといけないです。

金ってのは僕の中では、日本のザラバの板の代表で、こいつが大きく動いたら、とりあえずこいつについて行けって今まで思っていました。それはガチンコデイトレ理論にも書いてると思います。だけど、ここ最近(2008年の後半くらいから)そうでなくなってる。それは金の上昇の場合。だけどおかしい事にこいつが暴落する時は、今でもこいつについて行けって感じなのですね。だから為替 海外原油が最高得点をつけて90点の場合でも、もし金が大暴落はじめた時は、僕は買いを一旦逃げます。その目安として、プラチナ・ゴムの動きも見ることと、金の板を見る事。プラチナ・ゴムにも下げトッケが出てるならもちろんダメだし、金の板が薄くなっててもダメ。急激な下げで金の板が凄い薄くなったり、最近ではトッケが出る事もあります。こうなったら海外原油が上げようが、関係なく下げる事多いので要注意。目安で言うと、日本の金が5円くらい一気に下げてるのにガソリンとか灯油を買いで持ってるのはキツイですね。10円くらい一気に下げた時は、うお〜〜〜って言って買いを手放します。そしてこの金は、いつかまた上昇にも影響を与える時がくると思うので、その時はまた書きます。

為替で僕が一番重視して見てるのはもちろんユーロドルです。これの急落は、暴落の前兆である事がとても多い。ユーロドルには要注意。でも日によって違いますが、ユーロを一番注目する日もあったりします。今年か去年か一時期ユーロ円だけ見てトレードしてた時もあったくらい。日によって、ユーロ円に連動してるって訳じゃないのだけど、ユーロ円と同じような動きする日ってのもあったりする。それは自分で動きをよく見てから判断してください。ユーロ円やユーロドルの急激な動きを見るのは、ODLのチャートを出しておけばいいと思います。日本の商品のチャートはあっても意味がないと思っていますが、為替の動きは速い動きになったら全部数値(マネパの画面)だけじゃ頭に入らないので、ODLのチャートで判断しています。

いろいろ為替と海外の事を書いてきましたが、僕が板だけの売買から為替・海外の情報を入れるようになって収支が向上したのと、勝率がとても上がりました。サブローが見初めて僕と相場難民さんも見出したのだけど、とても重要な事だったんですね。それまで板だけ見てから売買して勝ってた事がとても不思議です。って言うか自分でも凄いなぁって感心してました 笑。今では海外情報、為替情報無しでは、到底戦えないです。

これらの関係を数値で出しましたが、あくまでも目安です。もし点数をつけるならこんな感じだろうって事です。僕と相場難民さんでは点数も違うかもしれないです。ただ、暴騰、暴落のサインになる場合が多いので、それに備えるって意味でも最低でも海外と為替の動きには注意しましょう。あとね、これらの動きを毎日見てると、場の雰囲気をよくつかめるようになります。これらを見ることで、いろいろな展開を体が覚えていきます。上がりそうな雰囲気、下がりそうな雰囲気、暴騰来るかな?とか暴落するかも!!って感じる事ができます。最終的には、この雰囲気を速く掴んだ人が勝てる訳ですね。

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トッケは人の感情が入る
トッケで値段がどんどん下がったり上がったりする事が一日通して何回もあるけど、トッケっていうのは本当にそこで手仕舞いしたかった人や、新規で売りもしくは買いを沢山出したかった人以外に、そのトッケって文字と枚数を見てびびって投げてくる人や、欲張って新規でその方向へ注文出す人のものが含まれます。だから普段トッケ無しで動いてる状態よりも余計にその方向へ動いてしまう。買い持ってて20枚の売りトッケを見て「やばいどうしよう!!」ってなってそのトッケに乗せて投げてトッケの最後に並んでしまい、一番底(一旦リバウンドする所)で約定して「( ゚Д゚)ゴルァ」ってなる事多くないですか?そしてそこから一旦リバウンドして元の値段付近まで戻ってしまう。さらに悲惨な人は、買いの手仕舞いをしてさらに新規で売りを入れて往復でやられて「( ゚Д゚)ゴルァ いっつも逆にしか動かないじゃねーか!!」と思う。トッケ出たらすぐに板の枚数を数える(売りトッケの場合だったらその売りトッケの枚数と、下に控えている買いの枚数)。そしてすぐにそのトッケに乗せて投げても大きく値が飛ばされないくらい板があるなら投げるのもいいでしょう。ただ、瞬時の判断を必要とするので慣れるまでに時間かかると思います。常に冷静に見れると、トッケを見た瞬間にこんな風に考える事できます。

6番の買いを持ってる状態でトッケ売りトッケ20枚発生!!

@「うおぉ! トッケだ」買い板は20円下に12枚。その10円下に9枚。よしここで一緒に投げよう

A「うおぉ! トッケだ」買い板スカスカじゃねーか! 他の月の板はどうなんだ? 他もトッケだな これはやばいけど一旦諦めるしかないなぁ。よしトッケが寄り付く瞬間を上手く狙ってナンピンしてリバウンド獲ろう。

B「うおぉ! トッケだ」買い板スカスカじゃねーか! おお今なら4番売ればなんとかなりそう! よしヘッジじゃい( ゚Д゚)ゴルァ

C「うおぉ! トッケだ」海外、為替共に結構いい感じだな。よし待機だ。トレイ行ってこよう

D「うおぉ! トッケだ」買い板スカスカ、海外大下げ、為替無茶、他の月の板全部トッケ。もう駄目だなこれ。仕方ない負けを素直に認めて一旦寄り付いたらそれで逃げよう。

こんな感じで冷静に見れば逃げ道もあったりします。もちろんもう駄目な場合もありますが、そんな場合でも如何に損失を減らすかを冷静に判断しましょう。トッケに乗せてでも逃げないといけないようなやばい場合もあります。そんなのはいっぱい場数を踏んで体で覚えるしかないのだ。だけどこのトッケは2009年5月には無くなるから、それ以降はそのトッケもなく一瞬で下がる訳です。今以上に瞬時の判断や、ツールの操作スピードが要求される場になるでしょう。そうなった時に対応できるように判断力や操作を磨いておきましょう。

あと、話が戻りますがここで片方の売買(買い方の人)は、トッケで離して最悪な損失を負ったとしても、往復でやられる事は無いわけです。さらに片方の売買で損切りをちゃんと出来てる人は、このリバウンドを必死に狙ってくるので建て玉をトッケの前に手仕舞いできていれば、凄いチャンスが巡ってきます。買い方目線で長く見ることによってこのリバウンドのタイミングもだんだん分かってくるし、そうやって場を見ることによって冷静に対応できるようになります。本当はトッケの事は5月までだからそんなに触れないでおこうと思いましたが、こんな時に冷静にできるようになるのがこれから先にとても重要だと思ったので、そこそこ触れて書いてみました。とにかく焦って売買したら負けです。常に冷静な判断を養いましょう。

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沢山の板を監視し常に鞘を把握しておく
僕の板を見るだけのデイトレの部分で一番重要な情報はこの鞘の部分です。商品のデイトレは株とかと違ってガソリンなら6個の板があります。これはとても有利な情報で、この板の情報を検証できたらそれだけでも有利な建て玉ができるし、暴落、暴騰のヒントも見つける事ができます。この鞘ってのは、前日比の鞘です。前日比が6個の限月で全部同じって事はほぼなく、だいたいその日その日で売られすぎの所、買われすぎの所など時間時間で存在してます。この鞘を見る事で、ここを今買ったら有利だなとか、自分が買いを持っていてそれよりもバブルが発生してる所があるので一旦それに売りを入れてヘッジしておくかとか、そんな戦術も使えるようになります。相場難民さんがどんな動きの時でも買いメインでなぜあんなに負けないのかは、もちろん素早い損切りにあるんだけど、この鞘を熟知してるからヘッジで売りを入れる(自分の買いが危なくなった時の対処)のが上手いからです。自分の買い建て玉が危険になった時の対処として下の3個があります。

@素早く損切りする

A損切りができないレベル(もう成行で投げたら損を拡大する場合)になった時に、違う限月に売りを入れてヘッジする。

B一旦その戦いを放棄して(損切りしない)、その下がった所で新たな戦いを始める(ナンピン)

相場難民さんは、@Aがとても上手い人です。特にAに関しては本当に上手く対処してて、スカイプで話ながらやってる時も、僕がやばいと感じた時には何処かにヘッジいれています。僕はどちらかと言うと、@Bをよく使う戦法で、Aは最後にやる感じですね。だから負ける時は結構大きい額を負ける事が多いです。ちょっとこれから先の部分は、ヘッジの重要さと難しさで触れていきます。

鞘の話に戻りますが、当限が100円しか下がってないのに、先が600円下げたりしてる時ありますよね。全部前日比の話です。値段の鞘については、一日でどうこうならないので一旦は無視。その日のデイトレなら、前日比の鞘を特に重要視してください。このように、月ごとに前日比が違ってくる事が多いです。じゃあこれの何を見るのか? 

@横の繋がり(ガソリンなら1番から6番までの前日比の鞘)
A縦の繋がり(ガソリンと灯油の同じ月同士の前日比の鞘、原油の売買したい人ならガソリンと原油の月同士の鞘)

これも詳しい事は、前日比を一本の棒で考えてみるの所で書いてみる予定です。ここでは、鞘を見ながら売買してたら有利だって話です。こんな時に有利って話を一つ。前日比が、5番が−300円、6番が−500円。200円6番の方が安い状態です。これを朝からずっと見てると、200円から300円の鞘の動きをずっとしていました。そして6番が一気に売られだしました。もちろん買いメインなので6番が下がった所を買うのも考えます。でも少し上手くなると、6番を買う前に一つある事ができるととても有利って言うか負けない方法あります。6番の売りを見て瞬時に5番に売りを入れる。5番に売りがもし入ったらの話だけど、6番と5番の鞘が300円以上開いたときに6番を買う。この時は鞘を考えないでも6番がリバウンドするタイミングで6番を買えたらそれだけでいいです。そしたら5番の売りは、6番が下がった分下がるのと、さらに6番はリバウンド分獲れる。仮に6番がさらに下がって値洗いがマイナスになっても5番をいい所で売ってるので鞘が元に戻ったときには、この二つの建て玉は鞘取りでいうスプレッドの状態になってるので、損にはならない。たぶん値段が落ち着くまで持っていれば利食いできるし、最悪でもトントンで逃げれると思います。5番6番の鞘を常に知っておくだけでも、これだけ有利な状況、チャンスがあるって事です。もちろんこれだけではないのだけど、板にはそれぞれスペック(スピードが違う)がありますし、鞘が拡大する動きになっていく場合もあります。それらをすべて知っていて勝負できたら、必ず勝てる場所ってのは存在します。

僕はデイトレには答えがあるものと思っています。その答えが完璧に分かって勝負してる部分が日に何回かあります。その部分ではもちろん負けないです。日によって違うけど、それ以外の部分(多少ギャンブルが含まれる部分)と、その答えを知ってる部分で毎日稼いでいるんですね。相場難民さんが打つ手は、画面に表示された時点で分かりますし、向こうもこっちの手口が分かっています。スカイプで繋がってるだけなのに、相手の手口が分かります。その答えがあるデイトレの部分での勝負がここ最近チャンスが減ってる(2009年3月)ので、僕の稼ぎも少なくなったし、相場難民さんも苦戦してる訳ですね。100%正解の建て玉ができなくても、この鞘を常に観察するだけで有利な所で建てる事が出来る訳だから、何も考えないでやってる人よりも確実に有利です。

ここの項では、鞘について詳しい戦術は書いてないけど、鞘をもし見ないでやってる人いたら鞘を見るようにしましょう。それとなるべく鞘は頭の中に入れてから勝負しましょう。それが駄目なら鞘チャートでるソフト使って見たらいいと思います。

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板にはスペックがある
パチスロの台に、連荘するけどコインの減りが激しい台とか、あまり連荘はしないけどよく大当たりするので長く遊べる台とかありますが、それと同じでガソリン灯油の板にもそれぞれの特徴があったります。僕が6個の限月全部の売買をしますが、1番 2番 6番に手を出す事が多いです。この板のスペックって言うのは、昨日のスペックと今日のスペックが同じとは限らないし、灯油に関しては1番と6番では全然違う動きする事も多く、まったく別の物と考えないといけない日があったりします。一日の動きの中でも、急に展開が変わりまったく別のスペックになる事もありますが、基本的にこんな場合が多いってのを書いてみます。それとこれを知る事で、この後に説明する項目(前日比を一本の棒で考えてみる)の戦術を上手く利用する事ができます。

スペックを考える上で、何月かが凄い重要なのが灯油。ガソリンは僕はそれほど何月かってのは気にして売買してないです。もう一つは、何番かって事。当限 2番 3番 4番 5番 6番とあるので、何番の板はどうだって事です。灯油の場合は、例えば1月が当限にいる場合と、6番にいる場合では全然違うので、まずはガソリンで考えて見ます。




基本的は↑の図です。6番に行くほど動きが速くなります。建て玉する場合も決済する場合も6番が一番優れています。ただ方向性に関しては、6番が一番分かりにくい。建て玉した後のギャンブル性は6番が一番低いけど(一番決済しやすい所なので、方向性が外れていてもすぐに損切りできる)、建て玉する前のどちらに動くだろうって言う予想部分では6番に一番ギャンブル性があります。僕が6番の売買を長い事やってなかった理由がこれです。今は板がスカスカなので、6番の売買をしないと建て玉を沢山建てれないから6番をやってるのと、デイトレの手法が板を見るだけでなく、為替や海外の情報から動きを予想するようになったので6番の売買を始めました。基本部分は上の図なのだけど、各限月に対する僕の印象を書いておきます。灯油に関しては、ちょっと別の書き方をしてみます。


ガソリンの各板のスペック

1番限
板が薄く、とても売買しにくい印象があるが実は3番4番よりもやりやすい時が多い。板のつき方によって買い方優勢とか売り方優勢とかの判断はやりやすく、建て玉ができたら勝ちみたいなおいしいチャンスも存在します。ここの板のつき方、動きが全体の動きの指標となる場合もあり、常に監視の対象にしておくべき。売買する場合は、各板のその日のスペックを熟知し、ヘッジが完璧にできる人じゃないと厳しい。1000円幅トッケで持っていかれるような悲惨な事もあるのがここの特徴です。全体的に動かない場でも、実は当限や2番だけは結構な値幅が動いてる日もあります。それと、全体的に大下げでもここだけはそれほど下げなかったり、爆上げでもここだけはそれほど上げなかったりと独自の動きをする事が結構あるのも面白い所です。ただ、その動きは全体に影響を及ぼす事もあるので、ここの動きに釣られて2番 3番が動き出したら要注意です。あと、ここが大崩した時は、全体が駄目になる事がよくあるので、ここに大きいトッケが出てる時とかよく見てないと駄目です。成行で出てるトッケなのか、指値で出てるトッケなのか、それとも騙しのトッケなのかの判断も重要です。


2番限
ここは当限の影響を一番うける板です。板はスカスカ、動きは遅いと一見見えますが、当限が大きく動いた時など同じ方向に動く事が多いので結構チャンスはあります。ただ、当限同様スペック、ヘッジの方法などを熟知してないと厳しい戦いになります。6番の売買が上に行くか下に行くかの予想で売買する事が多い反面、6番より近くなるにつれてどちらに動くかは分かった状態で勝負できる優位性があります。ただ、動きが分かっても建てれるかどうかって問題がね。建てる事の難しさが一番の難題です。


3番限 4番限
僕はここの売買を一番苦手にしています。1番2番よりも簡単に見えて実は板も当限よりも少なかったりする日もあります。後は、6番からと1番からと離れた所になるのでどっちつかずの動きをする事も多く、板がついていても一瞬で消えたりと騙しの板が多くでるのも特徴です。2009年3月現在、3番4番も2番と同じくらい建てにくい日(買いを建てたいけどとても不利な場所でしか建てられない)が多いです。


5番限
6番に一番近い所で、もし普通の人が6番以外を売買するならここでしょう。板もソコソコあります。ここの売買と、6番の売買だけでやっていくのが一番危険じゃないです。この板は、6番の買いに対するヘッジに使うのも一番いいです。反対にここを買って、スピードの面でスペックの上回ってる6番が上がった所で売りを入れて鞘にして獲るのも上等手段です。


6番限
もっともメジャーな板です。1枚以上の取引をする場合はここじゃないと厳しいです。6番を売買する場合は、逃げたい時にその他の限月よりも逃げやすいので、一番は素早く逃げる事を考えた方がいいです。それで体制を立て直して勝負するのがベスト。他の限月は動きが分かる(6番よりもスピードが遅い為に遅れて動く事が多いからある程度予想がつく)のに対して、6番は分かりにくい。板の付き方を見ても上か下か判断しにくいので、海外の情報、為替などの情報を判断してここに建てていきます。何の情報からでも一番に反応するのがここです。6番に出るトッケは、結構すぐに終わる事が多いので焦らず売買しないといけないです。


全体的な僕の印象と戦術
その場の雰囲気で売買するのが6番。勝てる所をきっちり獲っていくのが1番 2番です。たぶん6番の売買を一番すると思うので、6番をする場合は危険だと感じたら逃げる事。それが駄目なら5番にヘッジを入れる。4番 3番 2番 1番になるごとに、ヘッジをいれてもスピードが遅くなる為に難しくなります(枚数の調整までしないといけない)。簡単に書くと5番にヘッジを入れましょうとなりますが、本音を書くと5番にヘッジが入れれたらいいねです。ヘッジとはそれくらい難しいって事です。



灯油の各板のスペックの特殊な所
灯油の12月・1月・2月が当限に来た時は、他の月の板とまったく別の動きをする事がよくあります。大雪が降ったりするだけでここ以外全部下げてるのに、当限だけアホみたいに上がったりなど。だから灯油に関しては↑の1番から6番までのスペックとは違う場合があるので、気をつけてください。

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前日比を一本の棒で考えてみる
株やFXのデイトレと違って商品先物には鞘があります。僕がその鞘で特に気にしてやってるのが前日比の鞘。これも例外があって、前日の場で最後の10分くらいで全限月トッケとかになって、6番だけ板がある分値段が凄い動いてるのに、それ以外は板がなくて動いてないから値段も変わらない状態で場が終える。こんな場合は、次の日には鞘の修正もされるだろうから、前日比は無茶になるんだけど、そうじゃない場合(平穏に最後終わった次の日の取引)の取引について書きます。


基本的に、海外が大きく下がった場合は前日比が右下がりになり、海外が大きく上がった場合は前日比は右上がりになる事が多いです。灯油の場合は季節によって全然違うのでガソリンについて書いてると思ってください(灯油の場合は板のスペックには違いがあるで少し書いてると思う)。僕が今まで数年デイトレデイトレは、2007年終わりくらいまでは期近の売買をメインにしさらに前日比が右肩上がりの日がとても好きでした。しかし板があまりにも薄くなりすぎて、2009年現在では6番の売買も結構頻繁にやるようになり(雰囲気での売買)、右肩下がりの日の方が好きになってる状態です。この右肩上がりか右肩下がりかってのはとても重要な事で、その人の得意不得意もあるんだけど買い目線の人で先の方の売買をする人なら右肩下がりの日の方がとても有利に思います。特に板のスペックとヘッジをちゃんと理解してる人なら右肩下がりで、さらにストップ安付近の売買になったらほぼ勝てると思う。自分も実際、ストップ安付近から寄り付いた時で結局貼り付かないで終わった日ってのは、めちゃ勝ってる時が多いです。

図1




朝始まった段階で図1の上の段の前日比だったのが、終わった段階では下の段の前日比になってる事って時々あると思います。場中に買い優勢になって上げて来るときってのは、大きい上げになるほどこのパターンになる事が多い。具体的に書くと、右下がりの日でさらに売られていくと、下の図のように先だけが異常に下がる瞬間があります。これは板のスペックの所でも書いたけど、板が薄い近い所は下がるまでに時間がかかるのだ。そうなった時に基本6番買っていくのだけど、この場合この下げを予想できてて6番よりも手前に売りを入れた状態で6番が買えるのが一番ベスト。そうじゃない場合でも6番を買って、近い所へ売りのヘッジが入るならもちろん良し。でも実際は6番買っても近いところにヘッジできるのは相当上手くないと出来ないので、6番だけの勝負になる。グラフがこんな感じになる時ってのは、トッケもしくは見えないトッケ(見えないトッケとは、成行で沢山投げて来てるんだけど、板があるからその板を全部喰いながら進むやつ。非常にスピードが速い分、寄り付いたらほぼ90%一旦リバウンドする。)が出てる時です。そのリバウンドをきっちり狙う。

図2






この項では、リバウンドを獲るのを説明したいのではなく、最終的にこうなる場合があるからそのチャンスは逃さずに行こうって事で書いてるんだけど、初めの図1のような展開になった場合に買い方で勝ててない人がいたら、顔洗って出直して来ないといけないって事です。もちろんあの図のようになる展開ってのは、滅多に来ません。だけど月に何回かはあります。その何回かのチャンスの時に獲れるように毎日同じ手法使って(買い方なら上がってる時間が長い時には絶対に勝てる戦術)勝負してる訳です。このチャンスの時の為に買い方をやってると思ってください。僕の場合だと、2009年3月20日現在、月の累計で40万くらいプラスです。でもこんなチャンスはほとんど無かったです。2008年の10月から年末まではこんなチャンスがいくらでもありました。(2008年10月度 2008年11月度 2008年12月度 2009年1月度 2009年2月度 2009年3月度途中

今現在は成績見てもらったらわかるようにとてもショボイ成績ですが、展開的に仕方ない状態なので、同じ戦術で耐えてる状態です。耐えてるってのは、一日の中でこの展開が来るのを待ってるって事です。こんな時に売り方に回ったりしてたら、いざいい展開になった時に対応できないからね。こんな展開が来ない日には、頑張って耐え、細かく獲ったり、上手くヘッジしたりして負けないようにすればいいのだ。ちょっと話がそれたけど、買い方やってるなら図1の展開の時は100%勝ちましょう。耐えてる時ってのは、篭城してる時のように苦しいです。でも一日中援軍が一回も来ない時ってのは、ほとんどない。小さい援軍なら1回くらいはまず来ます。6番の売買やってるなら、この援軍が来たときに獲れるように。さらに一日を通しての展開で、大きい援軍が来たときってのは(図1のように前日比がなる場合)、大きく獲れるようになりましょう。その時の為に買い方やってる訳です。小さい援軍が来たときってのは、前日比が図3のようになった時です。

図3




じゃあ右肩上がりの時はどうすればいいのか? 右肩上がりの時ってのは、海外が高い時が多い。それでそのままどの限月も上がってその右肩上がりのグラフを維持したまま場を終える時もありますが、右肩下がりの時よりもリスクは大きいです。買いでの勝負になると、図4のような時に6番に飛びついて買ってしまって、そこから売られだし引かされるってパターンが多いと思います。僕が昔右肩上がりの前日比が好きだったのは、近い所の売買しかやらなかったからです。この場合は、図4の下の段のグラフになった時は、近いところを買うのが一番いい。言い方変えると、近いところが買えたならとてもラッキーって意味です。実際にこうなった場合には買うのはとても難しいです。素早い判断と、素早い操作スピードがとても必要になります。板が少ない現状では、先の売買が中心になるので右肩上がりの時の急激な上げは、買えてないなら見とくだけの方がいいです。反対に近い所を買ってる人なら6番をヘッジの板専用にして急激に上げたときに売れば利食いと同じになります。

図4




右肩上がりの時にもデイトレする訳で、ずっと見てるだけでは稼げないのでこの場合の買い方の売買で気をつける事は、図4のような展開になったら利食いは素早くした方がいい(6番の売買の場合)。で、また場が落ち着いて図4の上の段のグラフに戻った時に買って、下の図のようになるのを待つ。こんな手法がベストです。急激な動きってのは、修正も大きいのでその動きの最中に利食いするのが一番無難です。ゆっくり、図4の上の段のグラフの状態を維持したまま全体的に値段が上がっていくのは本当に強い展開だと思ってください。6番だけ急激に上がっていくのは、本当に強いのか、その瞬間だけなのかは分からない状態です。だから、それが来るまでに買ってる人は勝ち。それを見てから行動する人は大きいリスクを背負った売買してると思ってください。


最後に、大きい説明になると、図1の展開の場合は6番の売買では粘ってたらとても大きく勝てる日があります。もし粘る人がいるなら前日比が右下がりなっていて、そのグラフの角度が急なら粘っても面白いと思います(近い所を1枚でも売ってから勝負するとリスクも減ります)。多少ギャンブルしないと勝てない場合もあるので、大きく狙っていくならこの展開で一気に稼ぎましょう。反対に右肩上がりの日には、いざ下げだして図1の下の段から上の段になる展開になった時に死ぬので、急激に上げた時ってのは、とりあえず利食いする。もしそれ以上上げても仕方ないと思ってやればいいと思います。どちらかというと、右上がりの展開は、先の方の売買では細かく利食いして、また建てるって手法の方が有利です。実際に自分もこの展開だったら、何回も手仕舞いしたり、建てたりを繰り返します。
前日比を棒で考えると書きましたが、場中に前日比は常に頭にいれてやってください。本当は、これとさらにガソリン 灯油の鞘も頭にいれてやった方がもっと有利になります。ガソリン 原油(これは6番同士だけでいい)の鞘も頭に入れていればさらに良し。自分が建ててる玉が危なくなった時に、何処にヘッジを入れるのが一番有利なのかってのが常に分かった状態で勝負してる人(相場難民さんがそれ)と、危なくなった時に何処にヘッジいれたらいいのかなって考える人では、負けの金額が相当違ってきます。自分が建ててる玉が、割高か割安かも分からないで勝負してるは、先物でのデイトレやってる意味がないです。何の為に6個の限月があるのかをよく考えましょう。本当はもっと詳しく書きたかったのだけど、5月からはどうなるか分からないのでそれほど詳しく書いていません。でも5月からも多少は、板のスピードの違いもあるだろうし、割高、割安の板もでると思います。そうなった時の為にも、前日比の鞘はよく見ておきましょう。

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利食いのいろいろ
買いを建てて値段が上がって手仕舞いするってのが利食いだけど、それ以外にも利食いはあります。前日比を一本の棒で考えてみるの項とか板のスペックの項で書いたように、板によってスピードも違うし、動く値幅も違ってきます。それを利用して、自分の買い建て玉よりもバブルの発生してる所へ反対売買(売り)を入れる事によって、利益を先取りできるようになります。前日比の鞘の横の比較(同じ商品の1番〜6番までの比較)と、前日比の縦の比較(ガソリン6番 灯油6番の前日比の鞘の移り変わりなど違う商品の同じ限月の比較)をよく見る事でこれができます。


まず横の比較では、6番の買いを持った時点で反対売買を入れて利益を先取りできる事はほとんどないです。前の項で書いたように、買いを建てて利益がでるって事は6番が一番早いスピードで上がってる場合が多く、ヘッジをいれる為の限月が存在しないからです。しいて言えば6番に売りを入れて両建てするって事ですね。これは両建てもたまには使える事もあるで詳しく書きたいと思います。じゃあ6番以外の買いを持ってた場合は、これを使わないともったいない場合が多いのだ。

図1




5番を買いで持ってて値段が上がっていきました。そして6番が急激に上げだしました。板の少ない5番はトッケになり、板の多い6番は板を喰って上がっていくので値段的にみたら6番だけ非常に上がってるような時がよくありますよね。分からない人は紙に値段を書いてから考えてください。5番を51000円で買いました。この時点で6番は51200円です。そこから急激に上がりだし、6番は51600円になりました。この時点で5番は板が少ないので上げトッケになってしまい、51100円の買いトッケです。元々200円の鞘だったのが、値段だけで考えるとこの段階で5番と6番の鞘は500円になりました。値段だけを考えたら6番は5番に対して300円のバブルが発生してる状態です(図1の状態)。5番に対して割高な訳です。でも値段だけを考えたらです。これ凄い重要。5番はトッケになってるのでまだ上がる訳です。この状況でどう考えるのが一番いいのか、選択肢は2つあります。

@一番簡単なのが、5番の買いを利食いする。これは確実に利食いできるし、最も安全な方法です。利食いの方法は、6番の板を見ながら6番が売られだしたら利食いしてもいいし、5番のトッケの枚数の減り方を見て利食いすればいいでしょう。

Aちょっと場を見れる余裕ができ、鞘を常に確認してるなら6番に売りをいれるのがいいです。なぜ6番に売りを入れるのが利食いかと言うと、この時点で値段では6番の方が300円余分に上げてるのだけど、5番がこの後300円上がるかって言えば、それは分からない。速い動きをした後は、修正が来る事が多いのでこの時点で6番を売る事によって、後に獲れるかもしれない300円分をこの時点で頂いておくって事です。これは鞘が修正されて元の200円に戻ると仮定したらの話ですが、早い動きの後、平穏になった時には結構修正されています。200円に戻らないまでも300円の鞘くらいには戻る事が多い。6番が一気に反転して売られだして5番がこの時点から300円分上がらないうちに終わってしまう事なんて、しょっちゅうあります。そしてこれで組んだ5番買い 6番売りは、鞘としても活躍してくれる可能性もあるのと、5番の買いを起点して売買を継続できるっていう利点もあります。まず鞘として活躍してくれると言うのは、もし全体的な下げ相場になった時には、6番の方が大きく売られ200円の鞘よりも縮小し、もっと利益が乗る場合もあるって事。このまま6番も5番も上げ続けるなら、動きが遅くなって一旦停滞するくらいのタイミングで、鞘を見ながら両方決済してもいいですしね。もう一つの5番の買いを起点にして売買を継続するってのは、僕がよくやる方法で、5番の買いはずっともって置く。基本は上がると思って売買してる訳です。だから5番の買いに対して、板のスペックの関係で割高の限月がある時には、そこを売り、そしてその売った場所が下がった時は、鞘を見ながらその売ったやつだけ利食いし、5番はそのまま買いで継続する。これも両方上がってしまうのなら、動きが平穏になってから鞘を見て両方利食いします。6番が下げたときだけ6番を利食い、またバブルが発生した時だけ6番を売る。5番はそのまま買いで継続。こんな戦術もあります。ここで一つ書いておくと、デイトレやる場合6番の売買が一番戦術部分での選択肢が少ないのだ。その点、5番とか4番でやると、建て玉しにくく、手仕舞いしにくい難点はあるけど、こういった売りを入れて利食いできたりなどの戦術が多く使える分有利なのだ。


建ての比較では、灯油6番買っていて、ガソリンの6番の方が上がるスピードが早くガソリン6番にバブルが発生してる時に売りを入れるんだけど、これはどちらかと言うと、違う商品なのでやっぱり違う動きもする日もあり横の比較よりはリスクもあります。一日の流れで、ガソリンが強い日もあれば灯油が強い日もあり、さらに時間によっては逆転する時もある。そういう流れをよく見てからやるのがいいでしょう。でも、急激な動きの時はやっぱり修正される事が多いので、凄いバブルが発生した時とかは、狙っていくのも面白いです。面白いですと書いたのは、こっちはそんなに確実性がないからですね。


自分の買い玉に対してバブルの発生してる板を常に把握しておく、自分の売り玉に対して割安な板を常に把握しておくのは、買い方目線の人は絶対にできてないと駄目な事です。ここで自分の売り玉に対して割安な板を常に把握しておくと書いたのは、買い方目線の人でも売る時もあるだろうから、売りだけで獲ってやろうと考えないで、割安な板が発生したらそこに買いを入れて基本は買いで獲りに行けって意味です。それで買い玉に利益が乗り出したら、売ったやつを利食いすればいい。さらに下がれば鞘にして持っておけばいいんだしね。

いっぱい書いたけど、鞘が大事って事で鞘を常に見ながらやってるといろいろな戦術もあるって事です。こんな戦い方ができるようになると、負けも少なくなるし、大きく稼げる日もでてきます。

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最後に

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上級者編
はじめに


ナンピンの考え方
ナンピンの考え方は人それぞれあると思います。平均値を下げる為にナンピンする人、はじめから値幅を決めて指値で注文をだしておいてナンピンする人などなど。僕の場合ですが、前者でも後者でもありません。まず前者の平均値を下げるって考えてる人いたら、デイトレでそれをもしやってたらナンピンする癖がついて勝てなくなります。って言うか大きく負けて今までの勝ちを全部飛ばすような取引するようになると思う。後者の初めからこの値幅下げたらナンピンすると決めていてその値幅の所へあらかじめ指値で注文を出しておくって事だけど、これについては論外です。そのナンピン置いてるラインを超えるか、もしくはそのラインで一旦停滞するのかってのが分かってないうちから注文出すなら、場を見ないでやってるのと同じなのでナンピンの意味がないです(実際にそうやってる人もいると思うから、勝ってるならその人に極意を教わりましょう)。

基本はナンピンなんかしないで、そのラインが抜けると思ったら逃げれば(損切りもしくは利食い)いいのです。ただ、それが出来ない場合がある。その時にナンピンするのだ。ナンピンと名前書いてるけど、僕の中では新たな戦場での新たな部隊の戦いととらえています。下の図で自分の考えてるナンピン、自分の取ってる戦術を紹介します。




まず緑の凸が、自分が建てた建て玉と思ってください。買い方なので買いだけの話になりますが、50100円の戦場で買い方部隊は、売り方部隊からの攻めを守ってる訳です。もちろんこの戦いに勝てば売り方部隊を殲滅して進軍していきます。はじめに建てたこの買いの建て玉はこの買い方部隊と一緒に戦っています。でも売り方の圧力が強くて苦戦して、さらに売り方の新兵器(大きい売り)が登場し、第一砦がやぶられそうです。この場合、行動は2つ。この時点で退却。もう一つはこのラインで戦ってる買い方部隊を信じて粘る。一番いいのは退却です。そこで手仕舞いしてください。そして買い方部隊が有利と見たらまた参戦すればいい。じゃあ後者で粘っててこの砦を破られた場合。それも一気に破られ、売りトッケになってしまった時は、僕の場合はあきらめます。諦めるってのは、そこで投げるって意味じゃないです。すべての場合がそうじゃないけど、トッケに乗せて投げるのは最悪な結果を生む事が多いです。僕の場合だとこの戦場での戦いで傷ついた部隊(値洗い悪くなった建て玉)は、一旦放置。そして次の戦場でまた新たに部隊を投入します。この図だと次の戦場が50000円の所だけど、実際には何処かは分かりません。トッケで下げても一旦停滞する場所がありますが、そこです。そこで新たに売り方と買い方が戦闘を始めます。そこに参戦するんです。この場合は、2個目の建て玉を建てる訳ですが、一つ目の建て玉は無視してください。2個目だけの戦いに専念するんです。1個目の部隊の戦いの時に、値段上がったら利食いするでしょ。2個目も同じ、値段が上がってこれで一旦利食いって時にはちゃんと利食いしましょう。そしてまたそのラインまで落ちてきたら参戦すればいいのです。2個目の部隊は調子よく、値段も80円上がって一旦利食いしました。その瞬間から1個目の傷ついた部隊の戦いがまた始まります。値段も50100円に戻してさらに上がって1個目も利食いできました。これなら最高ですね。もっといい場合は、買い方の勢力が凄く、2個目を利食いしないまま50100円ラインを超えて1個目と2個目との両方の部隊で高い所で利食いです。まあ後者のように欲張らないで、2個目は1個目のラインに行くまでに利食いするのがいいでしょう。
じゃあ、第二砦も破られたら。最終防衛ラインとしましたが、ここで最後の戦い3個目をするのですが、もちろん1個目 2個目は無視で3個目の戦いだけに専念します。それでここを最終ラインとしたのは、3個目くらいのナンピンで参ったしないと死ぬ恐れがあるからです。これは人によって違うでしょう。資金力で4個目 5個目と行く人もいますが、僕の場合は基本は3個。このラインまで来たら、破られそうなら全軍撤退します。8個目くらいまでやった事ありますが、前場で最高80万負けました。前場終わりで70万。後場終わって結局50万負け。こうなったらもう取り返しのつかない事になります。僕の場合も、死のうかなぁって思うくらいの精神的ダメージを受けました。こうならない為にもナンピンは、何個目までかルール決めてからやりましょう。そして一番いいのはもちろん危ないと感じたらすぐに損切りする事です。

ここでナンピンを説明しましたが、これは逃げれなくて引かされた時の対処の一つで、その対処にはヘッジもあれば両建てもあります。それらを上手く組み合わせて一日戦い、負けを抑える、もしくは勝ちに行くのです。それで一番いいのはそんなのを使わないで勝つことですので、初めからナンピンしてやろうとか思いながらやってたら勝てないです。

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両建ても時には使える事もある


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ヘッジの重要さと難しさ


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本気の板と騙しの板


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一日の流れのシナリオを作る
ツールの操作スピードも完璧になり、為替や板の監視もちゃんとできるようになり、上げ下げの雰囲気も読めるようになったら、たぶんデイトレで負ける事はなくなります。ここの段階まで辿りつける人は結構いると思います。ここから先は、もう精神面での勝負になります。上に書いたように、まったく同じ知識を持ち、まったく同じ腕を持ち、まったく同じツールを使ってる人が10人いたら、10人とも同じ成績かというと絶対に違ってきます。その違いってのは、その人たちのメンタル面が一人一人違うからです。大きく勝とうとする人もいれば、確実に利益を上げようとする人もいるしね。ここから先に10人の中でリードしていくには、腕や知識で勝つ部分だけじゃなく、運や波などで勝つ部分が必要になると思っています。運や波なんかオカルトじゃねーかゴルァ!!って言われるかもしれないですが、実はその部分ってのは本当にすごい重要なのだ。この点については沢山書くことあるので、サイヤ人編の所で書いていきます。今回は、オカルト話と少し違って、戦術として僕がよくやってる方法を書きます。


毎日、板を見て毎日デイトレしてる人なら一日の流れのパターンを沢山知ってると思います。例えば、今日一日デイトレをやっていて、一日中灯油が強くてガソリンが弱い展開が続いたとします。そして次の日、この展開が続いたとします。もし次の日、朝からこの展開が続くと予想していてその通りに灯油を買いで持ち、ヘッジでガソリンに売りを入れるような戦術を取っていたら、その人は確実に勝てます。当たり前の事を書いたんだけど、一日の流れを予想してそれの通りにデイトレやってる人と、その場その場の雰囲気だけでデイトレしてる人では収支の面で全然変わってきます。

一番簡単な例で行くと、ガソリンが寄り付いてから上がるか下がるかの予想。上がる予想を立ててその通りに買いを建てて勝てたらもちろんOK。予想を立てなくて、実際にガソリンが上がりだしてから勝負してる人よりも大きく勝てます。
こうやって毎日予想を立ててやっていくと、朝の寄り付きから30分の間にその日の収支の半分を稼げるようになります。朝の寄り付きから買ったり、売ったりするの怖いですよね? だけど、毎日その日の流れのシナリオを考える事によって、寄り付きから思い切って勝負できるようになります。

僕がよくやってるのは、海外の値段見てその日の朝の寄り付きの値段が○○円より下なら寄り付きから買って行こうとか、今日は一日灯油の近い所が強いと思うから灯油の近い所をメインで買い、引かされたら先を売っていく、もしくは引かされても灯油の近い所でナンピンいれて勝負していくとか、今日一日ガソリンが強くて、灯油が売られるなど、一日の大きい流れとか、始まりの30分の流れでもいいから、ある程度シナリオを作ってから寄り付きの勝負をします。

ガソリンは今日は買われる。そして前日比500円高以下なら寄り付きから買っていく。こんな感じに予想して、自分のシナリオではガソリンは500円高よりも下付近で寄り付き、そこから買われて値段も上がる。でも実際は、1000円高で寄り付いて、そこから売られるってな日ももちろんあります。その場合は、自分のシナリオが寄り付いた時点で違ってる訳で、立てたシナリオ通りの売買ももちろん出来ません。それでいいんですね。自分の立てたシナリオが毎日当たる人なんてのは、もちろんいません。そんな人がいたら、超能力者なんでその人と友達になって、毎日シナリオを聞くといいでしょう。

では、本当に500円高よりも下で寄り付き、寄り付きから買って行き値段も上がっていき利食いできたとします。これは腕で勝ったのではありません。これが重要なんですね。その場その場の雰囲気で売買して勝つのは、場数を踏めば誰でもじゃないかもしれないけど、出来るようになるのだ。だけど、自分が立てたシナリオ通りに注文やって勝っていけるようになると、その場その場の売買で勝てる分と、シナリオ通りに注文して勝てる分とで収益も増えます。そしてここから先に書くことがとても重要です。500円高よりも下で寄り付き上がると思い買いました。自分のシナリオでは、今日はガソリンは買われるし、500円高より下で寄り付いたらラッキーな日。しかし、買ったけどシナリオ通りに動かないで、そこからさらに下がって行きました。こんな時に腕で対処するんですね。シナリオ通りに動かなかったらもちろん負けるのだけど、それを腕でカバーする。ヘッジやナンピンなどを駆使して負けを抑える。これでいいのだ。


このシナリオの話だけど、一日に50万とか40万とか勝ってる日ってのは、朝からシナリオ通りに動いた日です。そのシナリオは寄り付きから上がるだろうってシナリオだけでもいい。朝の30分のシナリオだけでもいいのだ。その場合は、○○円以下で寄りつくなら、寄り付きから買って行くとかそんなんでもいいのだ。寄り付いた時点でそのシナリオ通りにならなくても全然いい(自分が予想したよりも高く寄り付いたので、はじめから勝負しない状態)。寄り付いた時点では、自分のシナリオ通りで買いを建てれたけど、そこからシナリオと逆にいき負けたってのが何回もあったらダメだけどね。毎日場の流れを見ていたら、次の日もこんな感じになるだろうとか、だんだん予想もできるようになっていきます。その時に自分の立てたシナリオ通りに売買する事で、とても大きく収益を上げれる日が必ずあります。

寄り付いたら上がるだろうなぁって思っていて、寄り付きに見てるだけで本当に上がっていき、後から寄り付きから上がると思ったんだけどなぁって事よくあるでしょ? これを見てるだけの人と、本当に買って勝負に行ける人の違いは、その人の自分のデイトレの自信の違いです。場数を踏んで、シナリオが外れても対処できるくらいの腕や判断力に自信のある人なら、寄り付きから買えるんですね。10人の中でも一番勝てるようになる一つの手段として、毎日シナリオを建てて売買してみてください。そのシナリオは、寄り付きだけでなく、場中でもいいのだ。場中に今からガソリン売られて、灯油買われると予想できたら、その通りに注文してみればいい。灯油買って、引かされそうならガソリンにヘッジで売り入れるとかでもいいしね。

為替が上がって、海外が上がったから買い!! よし4000円獲った。みたいな売買だけで勝っていく部分と、シナリオ通りにやっていく売買で勝っていく部分の両方で収支を増やしていきましょう。今現在の段階2009年3月で、相場難民さんと僕との収支の違いはこの部分が大きいです。


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人の心理を読んだデイトレ


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利食い天国デイトレ


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時には勝負しないといけない時もある


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最後に


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サイヤ人編
はじめに
ここでは、ちょっとふざけた内容だけど実際にやってる事や、デイトレを極めていく上で重要な事(僕が考えてる)、ちょっとオカルトな事などを書いてみたいと思います。自分でも実際にこの部分については分かってない事もあります。ただ実際に経験したもしくは感じた事をそのまま書いてるので、意味の分からない人も多いと思います(僕の心の中の部分での話なので理解できない内容も多いかもです 笑)。それでも読んでみたいと思われる方は読んでみてください。

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今までやってた裏技・小技


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壮絶男祭りへの参加
これは相当アホな人がやる事です。デイトレの実況ラジオをやってた時、相場難民さんの一言から始まりました。サブローは、どちらかと言うと粘るデイトレをやる事が多く、この日も買いを持ったまま引かされていました。その時相場難民さんから一言。「サブローさん、男祭りっすか?」。この日から買いをひたすら粘りナンピンするのを男祭りと呼ぶようになりました。男祭りしてる時ってのは、海外が高く終わってるのに安く寄り付き、さらにダラダラ売られて一向に上がらない状態の時が多いです。こうなった場合は、ひたすらナンピンし援軍が来るのをひたすら待つ。ナンピンの考え方の項で3個目の砦を破られてもなお4個目、5個目と砦を作り、時間ギリギリまで戦う事もあります。その最中は、自分の考えは間違ってないと信じ、絶対最後には上がるだろうと思いながら、その上がったときには一気にプラテンじゃい!!って頭の中は、プラスで終える事ばかりを考えています。本当はこんなデイトレしてては絶対に駄目だし、デイトレ術のHPにこんなのを書くのも駄目でしょう。だけど、男にならないといけない時もあるんです。2008年12月1日前場  後場 この日は壮絶男祭りでした。過去にも2日で100万負けた日とかあったのだけど、たぶんブログ更新してないので(この頃は負けたら腹が立って更新しなかった時があった 笑)、詳細画像とかありませんが、途中から負けても画像だけは更新してるので見てみてください。この日は、前場途中一番負けてた時は、値洗いも含めたら80万超えていました。結局後場終わって50万くらいの負けになったのだけど、50万ってめちゃ大金でなんでこんな事やってたんだろうってとても後悔したんだけど、僕には絶対勝てない展開だったからコツコツ勝っていて一気に最後にやられたりするような日よりは、すっきりした心境でした。この男祭りしてる最中ってのは、値洗い見るのも嫌で値洗いが出てる画面を隠して勝負してる時が多いです。一日の流れのシナリオを作るの項で、シナリオとまったく逆の動きをした日ってのは、大きく負けるんだよね。最後まで意地を通して男になった時、また一皮剥けた男になれると信じてこんな事を時々やってるんだけど、本当はこんなのやらなくても相場難民さんのように勝てるのだ。何が書きたいのかよく分からないけど、男祭りして男になった時(大負けした時)は、アホな事やったけど男になれたんだから、これも一つの経験(凄い値洗い見ても動じない 笑)で、良かったかなと思いましょう。次の日に気持ちを持ち越さないようになりましょう。これを1回喰らったら、少々の負けなら次の日に気持ちを持ち越す事もなくなります。20万級の負けなら何回もあるんだけど、サブローなんかは100万の資金で20万級を喰らった事もあります。ある意味、アホなんだけど、いい言い方をすればその最中は侍だった訳です。その時は僕も20万級の負けを喰らったのだけど、僕とは資金量が違いますのでサブローの場合は本当にきつかったと思います。だけど場が終わって二人とも笑いながら「今日は勝てれないわ! ご飯でも食べに行こう」と、嫁さんが帰るのを待って3人で外食しました。普通の人間(相場やってない人や、相場始めたばかりの人)なら、こんなに負けたら落ち込むだろうし、何もしたくなくなるだろうし、笑って会話なんかできないと思います 笑。サブローも侍だったのかと、この時思いました。

常勝できるようになるのは、10人いたら何人かはそうなるんだろうと思います。デイトレに慣れて、動きを読めて上手く立ち回れるようになってからね。だけど、収支を大きく獲れるようになるのは、ある部分を抜けないとなれないです。そのある部分の一つにこれもあるのかなぁって思ったりしてるのだ。こんなの真似して、「今日は20万負けたぜ!! さらに男を磨く為に負け続けるぜ!!」ってなったら駄目だけど、時には自分を信じて男になるのも、デイトレの術とか技術や知識でなんとかなる部分じゃなく、メンタル面の部分を鍛える事ができるのかなぁって。少なくとも、僕は10万くらいの値洗い抱えた状態でも冷静な判断でデイトレで立ち回れます。最後にこの項が何の役に立つのかは分からないけど、凄いの喰らってもいいように解釈して、これからのデイトレの糧にしましょう 笑。

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自分の能力を最大限に引き出した時


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壁を越えれた時


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数珠の事


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年に何回かある美しい立ち回り


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最後に


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はじめに

はじめに



はじめに

はじめに

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